親知らずを心配される方が多いですが、本来私たちの身体に不必要なものがあるとは思えません。
親知らずを抜くと磨きやすくなり腫れることもなくなり楽になりますが、よほどひどい腫れを繰り返すとか、治せない虫歯がない限りそのままで大丈夫です。

年に十数回も親知らずが腫れる患者さまで、抜歯を希望しておられましたが、その方にストレスが溜まった時や体調不良になった時に腫れるので、「身体からの警告」であることを説明したことがあります。
その方は理解された後に「親知らずに感謝しなくちゃね。」と言われました。

親知らず(上顎の智歯)の虫歯

上顎の親知らずは他の歯より後方~外側に向かって位置しています。
そのため、ブラッシングも難しく、プラークが層になり付着しやすくなっています。大切な唾液もあたらず再石灰化もおきにくい状態です。

普通の虫歯なら歯の溝、歯の間、歯肉の際がほとんどですが、親知らずは全く磨けない事が多いので、歯全体が虫歯になってしまうこともあります。

ブラッシング時に口を大きく開けると頬がつっぱり歯ブラシが届きにくくなりますから、小さく口を開けた方が頬骨との間に余裕がうまれ磨きやすくなります。
先の小さい電動ブラシもおすすめです。

親知らずの虫歯

親知らずの虫歯。歯全体が虫歯になることが多い